松江の高校でクラスターが起きた。
僕の友人の子どもがサッカー部で、幸い陰性だった。
同居する家族にも影響はなさそうだ。
端的に書けば、なぜ感染者が非難されなければならないのだろうか?
陽性者は、病人であり、その病人たちを責めるのは違うと思う。
全ての責任は、
学校の部活動を含めたガイドラインを作らなかった文科省、
総理大臣を含む政府が悪いと思う。
ある県立高校では、部活動の遠征に不安を感じるなら、
保護者もしくは、本人が判断して取りやめてもよいと通知されると聞いた。
責任は、全て本人(保護者も含む)だ。
ある1年生が不安に思い、遠征に行かなかった。
本人の判断だったそうだ。
後日、遠征に行った先輩たちから、「なぜ行かなかったか」と
問い詰められたと聞いた。
これは明確なイジメだと思う。
個人で判断した事が、集団の行動に反すると、虐められる。
ではどうすれば良いか。
僕は、政府がきちんとガイドラインを作り、
感染者の多い地域へは、一時的に遠征させないようにするとか、
政府が責任をきちんと持ち、決めるべきだと思う。
総理はそれどころではないのだろう。
歴代最長記録をどうやって更新するのか、それにしか興味ない、と感じてしまう。
さて、僕の友人の話に戻そう。
僕は、電話で様子などを聞いた。
やはり家族は、子どもが陰性だろうと、
仕事も自主的に休み、
人目を忍びつつ、短時間で、生活必需品を買いに行っているそうだ。
濃厚接触の可能性がある人たちが
世間を気にし、息を潜めながら生活している。
友人に、
「何か必要な物があれば、何でも言って」と伝え、電話を切った。
虚しさだけが心に残る。
その電話のやりとりを聞いていた妻が、
「シャインマスカットをもって行こう」と言った。
こういう時こそ、玄関先まで行って、顔を見て、直接渡そうと。
素晴らしい提案だった。
早速、2人で出かけた。
外で少し話もできた。
一番下の子は、すぐシャインマスカットを持って、消えた。
そう、子どもにはコロナとか、世間とか全く関係ないのだ。
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