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2043 戦争反対

  • 執筆者の写真: 裕之 安井
    裕之 安井
  • 2022年2月28日
  • 読了時間: 2分

ドラマの影響でマルクス・アウレリウスの「自省録」を読んでいる。

きっかけは、1月にも書いた自分に降りかかった事を考えていて、、、

何かヒントになるかもしれないと手に取った。


ロシアがウクライナへ侵攻した。戦争が始まった。

様々な情報がリアルタイムで届く。

そのニュースを目にする度に、心が痛む。


捕虜になったロシア兵がウクライナの人々から罵声を浴び、

うな垂れて泣いている動画を見た。


兵士として命令があり侵攻したとはいえ、彼に選択の余地があったのだろうか。

その姿を見る限り、彼は敵意なんてなかったように思えた。


僕自身がよりどころにしている言葉がある。

この言葉に出会ったのも、1月の経験があったからだと思っている。



『過ちを犯した人を許すだけでなく愛せ』


(自省録にはここまではっきりと書かれていない。訳者や解説の本を読んで自分なりに解釈した。)



僕の場合、傷つけられた人に対して、怒りが湧き、恐怖を感じ、避けてしまう。

本意ではないけど、関わりたくないとこちらが身を引く。

今までの自分はそうだった。

嫌いな人は無視しよう、逃げようと。


ある日、夢に傷つけられた人が出てきた事がある。

夢の中では、本人は笑って話しかけてきた。

朝起きて、あの人を許してあげようと思えた。


どこまで許せているか、自分では正直わからない。

今でも会いたくない感情の方がつよい。


それでも許すという感情が少しでも芽生えているなら、時間を掛けて育てたい。

そして、いつかは愛するまでいけたらと思っている。

それが今の目標である。


マルクス・アウレリウスは、手帳にあの言葉を書いていた。

書いていたという事は、その時は出来ていなかったのだと思う。


ウクライナの人々に、今すぐに隣国を愛せなんてとてもじゃないができないと思う。

僕自身もプーチンを愛せるかと言われれば、無理。


でも、全てが終わり、両手を挙げた人を いつか愛せるようになって欲しい。


(この機会にとばかり、核保有や敵基地攻撃能力を持とうと言う政治家やメディア関係者は信用できません)


 
 
 

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