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  • 執筆者の写真裕之 安井

2076 豊島美術館




去年6月、豊島美術館へ行った。


その日は、

瀬戸内地方には珍しく

湿気も多く気温も上がった日になり

開館時間までには、もう暑かった。


すでに行った方は分かるだろうが

豊島美術館は、コンクリートで作られている。


平面プランは水滴を現したようなデザインで

内部には、床から水滴が現れ、流れ出す

内藤礼の作品「母型」が展示されている。


流れた水滴は、それぞれの水滴とぶつかり

大きな塊となる。

場所場所によってそのような水滴のインスタレーションが

現れ、そして集まり、大きな水滴となって、排水穴へ消えていく。


内部といっても、大きな開口部が2か所開いていて

風も吹き抜ける。

雨が降れば雨も入るし、雪が降っている写真も見たことがあった。


作品を守るためだろう、

下足は外で脱いで、素足(靴下)で内部へ入る。


ある先輩建築家は、この美術館を絶賛し

2時間以上滞在したことを教えてくれた。



僕は、45分が限界だった。



6月にしては暑い、というのもあったけど

別の事が気になったのだ。


それは、

素足(靴下)でコンクリートの床を歩いた点である。

想像して欲しい、コンクリートの床を素足(靴下)で歩くところを。


例えば、キレイな上靴を履いて

内部に入ったらどうだったろうか。

ここまで、嫌な感触を感じただろうか。


コンクリートから伝わる触覚の「直接性」が

キツく感じてしまった。


例えば、床が

無垢材だったらどうだろうか。

畳なら?


日本人は、湿気の関係で靴を脱いで生活すると言われる。


靴を脱いで上がる先は、自然素材がほとんどで

繊細に感じる部分だろうと推測した。


なぜ素足(靴下)なのか、理由を理解した上で

綺麗な上靴を用意して欲しい、と提案したい。


違った経験になるとちがいない、と思う。

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