家で仕事をしていると、余程のことがない限り
外出しない。
一人分の昼食を作り、夕方になれば洗濯物を取り込みたたみ
余裕があればみそ汁を作る。
お米が無くなりそうなら、焚き
ティッシュ等の消耗品にも目を光らせれるようになった。
(10年前に比べたら、)
以前は、妻へのアピールもあったかもしれないが
もうそんな気持ちすらなく、
なんなら家に居るぶん、効率よく洗濯物を干すスキルが
上がり、そちらに喜びを感じるようになる。
徐々に何でも一人で出来るようになったのは、
夢は一人暮らしと公言する妻のお陰である。
お陰様でお金はないけど、考えることはたくさんある仕事のお陰で
あっという間に夏休みに突入し、
普段いないはずの中学生・次女と二人になる。
(のちに8月上旬に長女も合流した)
初めは新鮮で楽しかったものの、
徐々に昼食2人分に苦戦し、何なら3人分になると
記憶にすらない。
家で仕事をしていると、
常に無料タクシーが待機している状態と
勘違いする子たちが、好き勝手に利用する。
初めは、応じていた。
それが、集合場所が変わり、時間も変わり
(さあ出よう!と言うと、時間が変わった、が何度もあるんよ、)
昨日もイオンに行ったのに?なぜ?今日も?状態。
聞くとメンツが違うらしい。
(素晴らしい多様性!)
時には、仕事に熱中し出発予定時刻を忘れ
なぜか子どもの方も忘れ、
お互い罵り合いながら、送った時もあった。
それが、ついに終わる。
始まりがあれば、必ず終わる。
絶頂も必ず、終焉する。
永遠なんてない。
夏休み明け、始業式が始まった。
(大人は夏休みじゃないんだよねー、俺もいつか夏休みを作りたい、)
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