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  • 執筆者の写真裕之 安井

2019 見た目

更新日:2021年10月28日


雰囲気がある。

見たら忘れられない。

目立つと思う。


髪質のことだろうか。

それとも180cmある身長を指すのだろうか。


こちらとしては、陰日向にひっそりとしているつもりが、

そのように言われることが、多々あります。


時には嬉しくもありますが、

たいていは、

そんなつもりないのに、と小さくなります。


ある目上の方に、

「本をよく読むでしょう?」と尋ねられました。

「本を読む人は、雰囲気が分かる」とも続けて言われました。



この数年は、建築の本はほとんど読んでいません。


建築自体が面白くない時代に入っているというか、

情報がかえって多すぎるのか、興味を失っています。


河出出版の世界文学全集を読み始めたのは、去年12月から。

現在、5冊目。

小説家、映画監督は、どこかしら建築家に似た職業だなーと。

作る過程や思考が似ている気がします。


ゲド戦記にもはまって、最終巻を読んでいます。

何が面白いって、ジブリ映画との印象が全然違う。

決して完璧なスーパーヒーローではなく、時に無力なゲドが

全てを解決するわけではありません。他人に助けてもらう事もしょっちゅう。


話が逸れましたが、

本を読むとは、知識を得る為ではないと思っています。


では何か?

僕には分かりません。


ひょっとしたら、その人の核を作るものかもしれません。

その核は内部にあり、時々、外へ表出する。


だからこそ、本とは出会いであり、

読みたくなければ、閉じれば良いのだと思っています。

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